ぴったりフィットした入れ歯で快適な食生活
入れ歯(義歯)は決して見た目だけのためのものではありません。せっかく義歯を入れても、かみ合わせが合わず、食べ物がきちんと噛めないばかりではなく、肩こりや頭痛に悩まされることがあります。また、義歯がフィットせず、入れ歯がすぐ取れてしまったり、歯茎が痛いなどさまざまです。
総入れ歯(総義歯)
大部分の歯が失われた場合に用いるタイプです。総入れ歯は吸盤のように口の中で密着します。「総入れ歯には違和感がある」というイメージをお持ちの方もいますが、現在の総入れ歯は大変精巧になっていて違和感なく噛むことでき、食事も問題なく楽しむことが出来ます。
部分入れ歯(部分義歯)
失われた歯の周囲に支えとなる歯がない場合や、ブリッジ治療を避けたい場合に用います。上下ともに健全な状態の歯が一本でも残っていることが条件となります。取り外し式の部分入れ歯を歯肉の上に直接置き、周囲の歯にクラスプで固定して噛めるようにします。
こちらが総入れ歯です。
部分入れ歯では金属を使って違和感を少なくする方法もあります。
歯にプラークが付着して、しばらくすると歯石ができるように、入れ歯にもプラークや歯石が付着します。 入れ歯を掃除しないとそこに食べかすがたまり、細菌が繁殖しやすくなります。入れ歯の清掃は
入れ歯を磨く時には、よく観察し磨き残しのないように丁寧にお手入れするよう心かけましょう。
●入れ歯磨きのポイント
●入れ歯の汚れについて
使用した入れ歯には、目に見えなくてもたくさんの汚れ(菌)が付着しています。入れ歯の材料であるレジン(プラスティック)はカビが繁殖しやすく、除菌を怠ると、口臭や味覚異常、歯ぐきの違和感や痛みに繋がる恐れがあります。毎晩きちんと洗浄し、翌朝には清潔な入れ歯をはめるようにしてください。